Pythonでスクリプトを作っている時に、
ループの進捗を確認したい時があります。
ループ毎にprint等で確認してもよいのですが、
長い処理を行う場合、ターミナルの表示がムダに感じます。
そこでプログレスバーを表示するtqdmモジュールを使用します。
使い方
pipを使っていれば、pipで入ります。
pip install tqdm
使い方はループのイテレータをラップするだけです。
importの仕方にだけ気を付けましょう。
from tqdm import tqdm import time for i in tqdm(range(100)): time.sleep(1)#ループしたい処理を書く # 以下のプログレスバーが出る # 75%|███████▍ | 75/100 [02:02<10:51, 1.28s/it]
enumerateと併用したい場合
Pythonではループカウンターとして、
これまたイテレータをラップするenumerate
があります。
両方を併用したい場合は、enumerateを一番外側にします。
for i,j in enumerate(tqdm(range(100))): #iがenumerate、jがrangeで変える値 time.sleep(1)#ループしたい処理を書く
スクリプトの進捗状態を見たいときに
小技として覚えておくと便利です。
Pandasで分析の際に、重めの行列処理に利用する方法もあります↓