自然言語処理の専門家に入門書を聞いてきた

自然言語処理については、

前から興味があったのですが、

なかなか学ぶのが難しい。。。

 

ということで、自然言語処理に強い某社の専門家にお勧めを聞いてきました！

ついでに自分の持っている本も持っていき、

その評価も聞いてきました。

 

 

一冊目

入門 自然言語処理

私「自然言語処理といえば、これですよね。最初に買ったのがこれでした」

 

専「え、それ辛くない？」

 

私「大分」

 

専「これNLTKを使う前提だしね。独学には向かないんじゃないかな。監督者がいて、かつPythonやったことない人が期間をかけてやるには良いんじゃないかな」

 

二冊目

自然言語処理 (IT Text)

 

専「これ、なんで買ったの？」

 

私「学校で、買わされたような・・・」

 

専「確かに、ザ教科書だよね。実装の役には立たないのでは？ていうかなんでこの授業取ったの？」

 

私「いや、ソシュールとかチョムスキーみたいなのをやると思って」

 

専「シラバス読めよ・・・」

 

三冊目

 

専「ていうか、今までの本は日本語に対しては使いにくよね」

 

私「日本語は分割必須ですからね。そう考えるとMeCab入門みたいな本が良いですね。あ、こんな本も買ってました～。」

Rによるテキストマイニング入門

専「Pythonじゃねえ！PythonキュレーターとかPythonライター自称してるのにRの本出すの!?」

 

私「まだ自称だから良いじゃないですか・・・」

 

専「ざっくりテキストマイニングを試してみたいくらいなら、良いかも。でも理論も応用も書いてないから、実務家だと不十分。」

 

私「あと初心者だと環境構築で引っかかる可能性高いですね」

 

専「どうでも良いけど、この作者のページ、なんでこんなに広告多いんだろうな」

 

私「その情報いります？」

 

 四冊目

 

専「ここからは、お勧めを紹介する。まずはこれ」

自然言語処理の基礎

 

私「うわ〜何これ。

 

めっちゃ、赤いですね」

 

専「見た目の話かよ！これもかなり教科書的だけれど、その分しっかりまとまっている。バランスが良い」

 

私「実装の話はないんですね」

 

専「だが、なぜかコンピュータ書の棚に並んでいる」

 

私「象は鼻が長いみたいな」

 

専「何それ」

 

私「言語学の本です。しかし、本屋では間違えて絵本の棚に入れられたっていう。そもそも、こういうカテゴリ問題って難しくて・・・」

象は鼻が長い―日本文法入門 (三上章著作集)

専「最後行って良いかな？」

 

最後

日本語入力を支える技術　?変わり続けるコンピュータと言葉の世界 (WEB+DB PRESS plus)

私「(笑)」

 

 

専「なんだ(笑)って。」

 

私「持ってきてる本間違ってますよ。そういうドジっ子アピールいらないんで(笑)」

 

専「間違ってねーよ！！！」

 

私「(怒)出た。斎藤環の文脈病みたいですね」

文脈病―ラカン・ベイトソン・マトゥラーナ

 

専「さりげなく自分の元専門分野の紹介してんじゃねーよ。俺が持ってきた本は、タイトルからだけだと分からないが、日本語処理を勉強する際とても参考になる」

 

私「本当だ！日本語を扱う技術の発展と、その理論の説明なんですね。確かに漢字変換とかも自然言語処理の応用分野ですね」

 

専「しかも機械学習とかも扱ってるので、お前にはドンピシャだろう。ちょっと難しいのは、コンピュータ、統計の知識が多少必要なところだな。

 

 

 

とりあえずMeCabに食わせて、ソーシャルマイニングしてれば、自然言語処理できてるーという人間を一人でも減らしたいな」

 

 

私「なんで、そんなあちこちにケンカ売ってるんですか・・・」

 

 

 番外編

私「これはどうですか？」

言語研究のためのプログラミング入門: Pythonを活用したテキスト処理

専「読んでない。ていうかなんでこんな本買ってるんだ」

 

私「渋谷の丸善のPythonの棚で何年も売れ残ってるのを見つけてしまったので」

 

専「マジでPythonが絡む書籍全部買ってるの！?」

 

私「一応Pythonキュレーター目指してるんで。今月もオライリーから3冊出るらしです。。。」

 

専「俺にとっては道具の一つだからその情熱が理解できない。。。」

 

私「献本募集中です(キャピ」

 

専「ゲスい」

 

 

その他、おすすめがあれば教えてください!

(20160305追記)

 =>おすすめを頂いたので、追加記事にしました

esu-ko.hatenablog.com