どうもこんばんは。
今週も(健気に手動で)キュレーションしたPython記事を集計する日がやってきました!
それではPython界のトレンドを(勝手に)見ていきましょう~
1. iPython Notebook関連
今週は、iPythonNotebook(Jyupyter)関連がBuzzったところから始まりました。
といっても、データ分析家としては今更?って感じかも知れませんが、
やはり、ノートツールとして紹介されたのが良かったようです。
実際、非常に便利なツールなので、普通のノートツールとしても優秀ですね。
一応、自分も入門向けの記事を書いたので、読んでいただけると幸いです。
また、iPythonNotebookと同様のセル型ノートアプリケーション、Quiverもおすすめです。
(現在、プログラミング回りのノートブックとして私も使用しています。)
セルにはMarkdown、コード、LaTex、diagramを書くことが出来ます。
加えてリアルタイムプレビュー、evernoteライクなノートファインダー、タグ、json出力、様々なファイルエクスポート・・・と痒い所に手が届きまくりです。
evernoteやkobitじゃ、ちょっと足りないんだよなあ、という型は使用してみてください。
2. BeautifulSoupでちょっとしたスクレイピングをしてみた
Pythonで使用可能なスクレイパーモジュール、BeautifulSoupです。
同様のツールとしてlxmlがありますが、
使われてる度でいうと、BeautifulSoupが頭ひとつ抜けている感じはあります。
(BeautifulSoupも中でlxml使ってたはずですが・・・)
今後、Rubyのnokogiriに負けない、これだ感のあるツールに育っていって欲しいですね。
(一応現在でもscrapyがありますが)
3. python networkxでグラフ書く
Pythonでグラフ理論を扱うためのモジュール:networkxに関する記事です。
ソーシャルデータ分析などで使用すると非常に便利なツールです。
実は、オライリーにnetworkxを中心に扱った書籍があります。
興味が有る方はどうぞ。
この辺りも一応扱ってたはず。
入門 ソーシャルデータ 第2版 ―ソーシャルウェブのデータマイニング
- 作者: Matthew A. Russell,佐藤敏紀,瀬戸口光宏,原川浩一,長尾高弘
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2014/06/21
- メディア: 大型本
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IPythonデータサイエンスクックブック ―対話型コンピューティングと可視化のためのレシピ集
- 作者: Cyrille Rossant,菊池彰
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2015/12/25
- メディア: 大型本
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4. TensorFlowでの画像分類実験で使える便利スクリプトを書きました
先週のPython記事に引き続き、TensorFlow with 食神関連です。
(今回はTensorFlowそのものではなくて、回りのスクリプトの話ですが)
Chainerやcaffeもそれなりの人気がありますが、
全体的にTensorFlowの方が注目されやすい感じはあります。
TensorFlowServingも発表されたことですし、
まだまだ、ディープラーニング回りからは目が離せない感じはします。
そして、TensorFlowで食神の定食を完全に分類できる日は来るのか!?
こちらも目が離せません。(定食の写真募集中とのことです)
5. Python 3.5.1ベースのiOS用Python IDE「Pythonista 3.x」がβプログラムの登録受付開始
最後かつ、今週一番注目されたのは、iOSで走るPythonIDE、Pythonistaの3系が発表された情報でした。
やはりiOSアプリ関係は注目されやすいんでしょうかね。
一時はAppleによって機能を大分削ぎ落とされたりもしましたが、
他のアプリからの連携機能が復活したりと、最近はまた便利になりつつあります。
(しかし、使い倒しているという記事はあまりみn・・・)
既に発売済みの2系はこちら。
おまけ その1
あまり注目はされませんでしたが、CTF(Capture The Flag)に関する感想が多数ありました。
- internetwacheCTF writeup
- Internetwache CTF 2016のwriteupと感想
- Internet Wache CTF 2016 をやってみた。(Writeup的なもの)
CTF いず なに?って人はこの辺をどうぞ。
wikipedia:キャプチャー・ザ・フラッグ
社会人のための趣味CTFまとめ
CTF超入門 (for 第12回セキュリティさくら)
今後もITセキュリティの必要性はどんどん高まると思いますし、
人材も不足している業界なので、こういった大会が有名になって、
人材育成が進むといいですね。
(そして企業や国家はもっとこの辺にお金を出しましょうよ・・・)
当ブログではCTFを頑張る人たちを(勝手に)応援しています!
おまけ その2
ワードクラウド、Pythonにもあるよーといったら、ソッコーで試して頂きました。
(しかも、アリス絵で)
ありがとうございます!
Pythonでワードクラウド 小さなエンドウ豆